NHKは29日、東京・渋谷の同局で、嵐の松本潤（38）が主演する23年の大河ドラマ「どうする家康」の出演者発表会見を行った。女優有村架純（28）が徳川家康の正室、瀬名（築山殿）を演じることが明らかになった。
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大河ドラマ初出演となる。「朝ドラを4～5年前に経験させていただいた時に、ちょうどスタジオが大河のドラマの隣で、一緒に頑張って乗り越えているって感覚がしていて。それからさらに大河ドラマっていうものを意識しはじめて。出演が決まった時には、憧れもあったのでうれしかったです」と喜んだ。
松本と14年放送のフジテレビ系ドラマ「失恋ショコラティエ」、17年公開の映画「ナラタージュ」で共演した。「最初はきょうだい、2度目は先生と生徒のこじらせた恋愛。3度目の今回は、とても温かく楽しいめおと漫才を演じるような役なので、とても楽しみです」と笑った。松本も「ちょっとずつね。夫婦のあったかさとかを同時に演じたいと思います」と話した。
松本の印象について、有村は「複合的にものごとを考えることができる方で、演じること以外も、視野がものすごく広い方だなって感じています。職人のような方です」と明かした。「『どうする家康』のチームも、きっと松本さんのそういった全力で取り組む姿勢を見てきっと皆さんがついて行くんだろうなと思うし、でも松本さんにおんぶに抱っこじゃなくて、自分も同じ熱量で頑張らないとと思わせてくださる方です」と語った。
同作は62作目の大河ドラマで、脚本を古沢良太氏が手掛ける。松本演じる徳川家康の生涯を新たな視点で描く。
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