2番人気メモリアカフェが直線で差し切り、3連勝で重賞4勝目を挙げた。勝ちタイムは1分51秒6。このレースはC・ルメール騎手(47)が17年クイーンマンボ以来となる2勝目、柄崎将寿調教師(43)は初制覇となった。

「完璧な競馬ができました」と鞍上。道中は逃げたレイナデアルシーラ、2番手のダブルハートボンド、3番手のテンカジョウを見ながら4番手で運び、直線に向くと競り合う前3頭をあっさり捉えた。「道中も冷静に走って、最後は瞬発力を使ってくれました。あらためて強かったです」とパートナーを絶賛。3馬身半差の完勝だった。

師は「このレースを勝てたので、目指すところはもうあと1つ、2つぐらいになってくるかなと」。状態を確認してからとしながらも11月3日金沢のJBCレディスクラシック(Jpn1、1500メートル)か、12月6日中京のチャンピオンズC(G1、ダート1800メートル)を視野。砂の頂点が見えてきた。【牛山基康】

◆メモリアカフェ▽父 ナダル▽母 ルミエールカフェ(マンハッタンカフェ)▽牝4▽馬主 西川光一▽調教師 柄崎将寿(美浦)▽生産者 三嶋牧場(北海道浦河町)▽戦績 9戦6勝(うち地方6戦4勝)▽総獲得賞金 1億7760万円(うち地方1億6150万円)▽主な勝ち鞍 25年関東オークス(Jpn2)、26年兵庫女王盃(Jpn3)、エンプレス杯(Jpn2)▽馬名の由来 記憶(西)+冠名

●勝負服

<レイナデアルシーラ=2着>田口騎手 スタートからリズムよく行けましたが、4角でいきなりペースが上がって、その分かな。本当に力をつけてます。

<テンカジョウ=3着>松山騎手 4角を手応えよく回ってこられたけど、休み明けの分もあったかな。最後に差し返されたところもあったので。

<ダブルハートボンド=4着>坂井騎手 調教と同じ感じで、追ってから反応できませんでした。使って良くなればいいなと思います。

<アピーリングルック=5着>戸崎騎手 スタートを出てくれて、前半力まずリズム良く行けたかな。ただ勝負どころで追い出して反応が変わらず、手前も替えず、止まってはいないけど伸びることもできませんでした。