日本で重賞5勝、G1・2着9回の成績を残し、引退後は南米のチリで種牡馬として活躍したシーキングザダイヤが死んだ。25歳。南米の競馬メディア「ターフディアリオ」が7日、伝えた。
同馬は父ストームキャット、母シーキングザパールという血統の米国産馬。日本調教馬として欧州G1制覇を果たした名牝シーキングザパールを母に持ち、現役時は母と同じ森秀行厩舎所属で活躍した。04年に芝のアーリントンC、ニュージーランドTを制覇。古馬になってダート路線に転じると、05、06年にはフェブラリーS、ジャパンCダート(現在のチャンピオンズC)で2年連続2着など、G1で惜しい競馬を続けた。
種牡馬になってからは海を渡り、南米のチリで名馬を数多く輩出。同国のリーディングサイアーにも輝き、産駒からG1馬が10頭誕生した。母の父としても多くの活躍馬を送り出している。けい養していたチリのドンアルベルト牧場は公式Xでシーキングザダイヤの死を報告。「本日、歴史的な種牡馬であるシーキングザダイヤを深い悲しみとともに見送ります。彼は25歳で亡くなりました。彼の旅立ちに私たちの心は痛みますが、優れた競走馬、傑出した種牡馬、そして、母の父としての彼の非凡な生涯への誇りが私たちをなぐさめてくれます」と、その功績を伝え、「ありがとう、シーキングザダイヤ。あなたの思い出は永遠に残ります」と追悼している。

