<北京オリンピック(五輪):カーリング・日本8-6スイス>◇女子準決勝◇18日◇国家水泳センター
43歳1カ月のリザーブの石崎琴美(43)が日本勢男女を通じて冬季五輪最年長メダリストになった。
ソチ五輪スキージャンプ団体で銅メダルを獲得した葛西紀明(41歳8カ月)が持つ記録を更新。銀メダル以上確定に「まさか選手としてメダルが取れるとは思っていなかった」と笑顔を見せた。
【カーリング】藤沢五月の右手に書いた数字の意味 分析分類された石…メダル獲得までの道しるべ>>
02年ソルトレークシティー五輪、10年バンクーバー五輪に出場経験があるもメダルは取れなかった。
20年にロコ・ソラーレに請われてチームに参加。今大会はリザーブとしてチームの精神的支柱となっている。自身の役割について「4人で解決できない時、主に負けた時は私が仲介に入ってチームを守る。調子がいいときは4人で解決する」と語った。
チームに入った当初から「このチームならメダルが取れる」と感じたという。その理由について、個々の技術の高さは前提として「『うまくなりたい』と『楽しくなきゃカーリングじゃない』のバランスがとてもうまい」と語った。
記者から金メダルへの意気込みを聞かれても冷静だった。「このチームの良いところは勝ちがどうこうではなく、良いショットをするための良いコミュニケーションが取れること。それができれば結果はついてくる」と話した。
【カーリング】決勝相手の英国ミュアヘッド「4年前は覚えている。日本と戦うのはいつも楽しみ」>>