【宮本慎也さん】ソフトバンクと日本ハム、強い両チームの差は 対戦1回り終えパを語る

ゴールデングラブ賞10度の元ヤクルト宮本慎也氏(55=日刊スポーツ評論家)が、ベテラン小島信行記者との掛け合いで展開する連載「宮本慎也 もっと野球を語ろう」。今回は対戦が1回りしたパ・リーグについて、ソフトバンク、日本ハムを中心に4月19日までのデータをもとに語ります。宮本さんが犠牲フライや進塁打の打ち方もレクチャーします!

プロ野球

★今回の主なトークテーマ

  • ソフトバンクが日本ハムに5連勝 要因を分析
  • 犠牲フライ&進塁打の打ち方 考え方も含めて
  • ソフトバンクが優勝まっしぐらとは言えない理由

◆宮本慎也(みやもと・しんや)1970年(昭45)11月5日、大阪府吹田市生まれ。PL学園では2年夏に甲子園優勝。同大―プリンスホテルを経て、94年ドラフト2位でヤクルト入団。ベストナイン1度、ゴールデングラブ賞10度。通算2162試合、2133安打、62本塁打、578打点、打率2割8分2厘。引退後は18、19年にヤクルト1軍ヘッドコーチ。04年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪代表。現役時代は176センチ、82キロ。右投げ右打ち。

◆小島信行(おじま・のぶゆき)プロを中心とした野球報道が専門。取材歴は30年を超える。現在は主に評論家と向き合う遊軍。投球や打撃のフォームを分析する企画「解体新書」の構成担当を務める。

3月29日、ソフトバンク対日本ハム 8回に犠飛を放つ柳町達

3月29日、ソフトバンク対日本ハム 8回に犠飛を放つ柳町達

ソフトバンクと日本ハムの直接対決から見る接戦での差

小島 セ・リーグに続き、パ・リーグも各球団が1回り対戦しました。宮本さんの感想をお聞かせ下さい。

宮本 やっと1回りしたって感じ。厳密に言うと、1回りプラス2カードだっけ? 区切りよく1回り目ぐらい、各球団と1カードずつで回してほしいけどね(苦笑い)。

小島 小さいことを言いますね(苦笑い)。セと違って、こちらは順当な感じですか?

宮本 優勝候補のソフトバンクはうまくスタートが切れて、日本ハムは少しつまずいた感じ。始まったばかりとはいえ、やっぱり直接対決で5連敗って痛い。それがなければ順位も変わっていたし。苦手意識が出なければいいんだけど。

でも直接対決を見る限り、両チームとも強いって感じはする。それだけに、今後の直接対決がどうなるか。優勝するためにはライバルチームとの直接対決は大事だからね。

小島 ひとつも勝てなかった要因はありますか?

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プロを中心とした野球報道が専門。取材歴は30年を超える。現在は主に評論家と向き合う遊軍。
投球や打撃のフォームを分析する企画「解体新書」の構成担当を務める。