チーム最年長の33歳、日本代表MF伊東純也が止まらない。24日のウルグアイ戦に続く2試合連続のアシストを記録した。
後半開始から途中出場。同1分に先制点を許したが、3分後に同点ゴールをアシストした。左サイドでMF相馬勇紀のパスを受けると、ゴール前へ右足でクロスボールを送った。正確なパスがFW上田綺世に通り、ワンタッチの同点ゴールとなった。
伊東は国際Aマッチ28アシスト目(日刊スポーツ調べ)となり、93年のJリーグ創設以降では三浦知良の29アシストに続き、中村俊輔に並ぶ2位に浮上した。
「綾世がいい動き出しをしてくれた。早い段階で返せたのは良かった」と振り返った。
ベルギーのゲンクでも今なお躍動しているように、33歳になってもプレーのクオリティーは落ちない。出場すれば結果を出していることもあって、本人も「(サッカー人生の中でも)今が一番いい」と口にするほどだ。
試合は1-1の互角の展開から終盤、ドリブルを仕掛けたMF久保建英がエリア内で倒されたが笛は鳴らず。その流れから逆に攻め込まれ、今度は自陣エリア内でDF鈴木淳之介がファウル。ここで笛が鳴り、PK判定が出た。
ただ、伊東が久保のファウルの確認を申し入れたところ、VARチェックを経て、先に起きていた相手側のファウルが確認された。思いがけず、日本のPKに判定が覆り、上田のゴールで土壇場で勝ち越しに成功した。
終盤にキャプテンマークを巻いていた伊東は「淳之介のやつも多分ファウルだったと思うんですけど、その前のところでタケ(久保)が絶対にファウルだから言って、と言われて。それで俺が(主審に)言ったんですけど、チェックしてるからって言ったんで待ってて、結局こっちのファウルが先になって良かった。キャプテンという柄じゃないんですけど」と苦笑した。
同点アシストに、決勝点となるPKも主審へのアピールで“アシスト”。この日の陰のMVPは間違いなくイナヅマ純也だった。

