自転車トラック種目の世界選手権第2日は15日、上海で行われ、男子ケイリンで中野慎詞(27)が銅メダルを獲得した。1回戦で敗れ、敗者復活戦から決勝に勝ち上がった。

太田海也(ともに日本競輪選手会)は4位。同スクラッチの今村駿介(ロット・グループワンティ)は12位。

非五輪種目の女子エリミネーションは梶原悠未(TEAM Yumi)が銀だった。女子スプリントでは佐藤水菜が準決勝に進出。酒井亜樹(ともに日本競輪選手会)は1回戦で敗退した。

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男子ケイリンで3年ぶりのメダルを手にしても、悔しさが勝った。中野は日本発祥の同種目で頂点だけを狙っていただけに「最低限メダルは取れたけど、素直には喜べない」と心境を語った。

1回戦で不覚を取り、敗者復活戦に回ったが「徐々に体が動くようになった」と、得意のロングスパートを武器に勝ち上がった。しかし、決勝は「本来であれば自分から仕掛けていくべきところだった」と反省。勝負どころで後手に回り、絶対王者のラブレイセン(オランダ)らに及ばなかった。

2024年パリオリンピック(五輪)では、決勝の最終盤で落車し、メダルを逃した。雪辱を期す2年後のロサンゼルス五輪へ、世界での現在地は確かめた。「金メダルを取れる可能性を感じた一方で、もっとやれることがあると気付いた」と収穫と課題を胸に刻んだ。