53位から出た松山英樹(27=LEXUS)は、2バーディー、1ダブルボギーの72で回り、通算1アンダーの67位で、首位と11打差で予選を通過した。

前半を我慢のゴルフでパーを並べ乗り切ったが、後半の10番パー4で、ティーショットを林の中へ入れ、第3打もグリーンに乗せきれずバンカーに入れるなどして痛恨のダブルボギーで後退。16、17番で連続バーディーを奪ったとはいえ、その時点では予選通過は厳しい状況だった。

結局、後半組がスコアを伸ばせず、ぎりぎりで決勝ラウンドに進めたものの、課題を残した。

「ティーショットもそんなに良い感じではないが、大きなミスが出てるのは今はアイアン。スイングがうまく連動してないと言うか、ティーショットが良くなればアイアンが悪くなるみたいな感じが続いているので、それをどうにか早くかわせられるようにしたい」と話した。

小平智(29=Admiral)は、1バーディー、4ボギーの76で、通算6オーバーで予選落ちした。

ロリー・マキロイ、トミー・フリートウッド(ともに英国)が、通算12アンダーで単独首位に立っている。タイガー・ウッズ(米国)は、通算3アンダーの39位。