ツアー第28戦の最終ラウンドが進行中。

トップと3打差の4位から出た木戸愛(36=日本ケアサプライ)が、11ホールを終え、スコアを三つ伸ばして通算9アンダー。福山恵梨、桑木志帆に1打差の単独3位に浮上した。

後半10番パー4で4メートルのバーディーパットを沈めると、中垣正太郎アナウンサーが「木戸愛が、また伸ばして1打差の単独3位、まったく分からない展開です」と実況した。

「ジャストタッチで決めてきました。今週も14年ぶり2勝目が見えてきました」と中垣アナ。

解説の中野晶プロ(63)は「彼女(木戸)が一番近くに見えてほしいというか、身近に感じてほしい。重圧はかかってしまうかもしれないけれどね」とコメント。公平な解説を努める中、中野プロの心情が見え隠れした。

3週前のゴルフ5レディースでは、木戸はプレーオフで福田萌維(めい)に惜敗。またも14年ぶり2度目の優勝を逃し、SNSでは「ゴルフの神様はいないのか」と、真摯な態度で高い人気を誇る木戸への名言が生まれていた。

神奈川・横須賀市生まれの木戸だが、今回の開催地宮城県にある名門・東北高ゴルフ部出身。「第2のホームという思いもあるので、思い切りチャレンジしたい」と語っていた。