日本テニス協会は26日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響で、3月6、7日に兵庫・ブルボンビーンズドームで行われる男子国別対抗戦デビスカップ(杯)予選日本-エクアドル戦を、無観客で開催すると発表した。チケットは払い戻しに応じる。

今対戦は、昨年9月の全米以降、右ひじのケガで戦線離脱をしている錦織圭(30=日清食品)が代表入り。出場すれば約半年ぶりの実戦になるため、2日間のチケットは完売していた。しかし日本協会は主催の国際テニス連盟と協議の上、「ご来場いただくお客様、出場選手の安全を最優先」することで無観客を決断した。

また、同時期に敵地ルーマニアで対戦予定だった中国は、新型コロナウイルスの影響で代表選手が出国できないため対戦を棄権。すでにルーマニアの勝利が確定している。