4輪ドリフト大会「FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)」の第2戦が5、6日、福島・エビスサーキット西コースで行われる。5月開幕戦を制し、年間2連覇に向けて勢いに乗る山下広一(52、JZX100マーク2)が連勝するか。2年ぶり5度目の年間王座を狙うアンドリュー・グレイ(42=スコットランド、レクサスRC)が地元で巻き返すか、注目される。大会は無観客開催のため、レースの模様は大会公式ホームページからライブ配信される。

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昨年、悲願の年間チャンピオンに輝いた山下が、今年は開幕優勝という絶好のスタートを切った。準々決勝で昨年の年間2位高橋和己(BMW E92)を下すと、準決勝では吉村允識(S15シルビア)に貫禄勝ち。決勝では昨年の開幕戦覇者・植尾勝浩(49、RPS13 180SX)とのベテラン同士の激闘を制した。

雨の降りしきる中、山下は安定の走りを見せた。追走の1回目でサイド・バイ・サイドのコーナリングで植尾に迫ると、先行の2回目ではゾーンを大きく取った。追う植尾はラインが乱れて縦に走るミス。山下が勝利を決めた。「車がものすごく良い状態だった。ほぼ新車の状態に作ってもらえた」と山下はスタッフらに感謝。そして、「皆さんのおかげでここに立っていられる。年を取ったせいで感動して涙もろくなってきた」と、優勝のマイクで感涙にむせんだ。

ライバルのグレイは9位に終わったが、第2戦のホームコースで雪辱を期す。山下はそんなことにはお構いなし。狙いはもちろん、開幕からの連勝だ。