クラッシュが相次ぎ赤旗が4度も出る大荒れのセッションでフェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。
マックス・フェルスタッペンは直前のフリー走行3回目でクラッシュを喫したもののQ2で最速タイムを記録しポールポジション争いが確実と思われていたが、Q3の最後のアタックが赤旗で終了となったため、Q3の最初に2.2kmの長いストレートで前走車のスリップストリーム効果(空気抵抗が減る状態)で最速タイムを記録していたルクレールがそのままポールポジション、2位にも同じくチームメイトのバルテリ・ボッタスのスリップストリーム効果を得たルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がつけた。
「2〜3つのコーナーでミスを犯したしあまり良いラップではなかったんだけど、最終コーナーからルイスのトウ(スリップストリーム効果)を大きく使うことができたんだ。赤旗は仕方がないしこの結果には満足だ。クルマはとても良いけど、決勝ではレッドブルとメルセデスAMGが速いと思うしここはモナコとは違って抑え込むのは難しいだろうとは思うけどね」(ルクレール)
赤旗に何度も阻まれてクリーンなアタックができなかったフェルスタッペンは苛立ちをぶちまけた。
「馬鹿げた予選だったけど仕方ないね! クルマはとても速かったけど不運としか言いようがない。予選でもこれだけ色んなことが起こればレースでも何が起こるか分からないし、まずはクリーンなスタートを切ることが大切だ。クルマはとても良いしたくさんポイントを取るチャンスがあると思うよ」
角田裕毅は自身初のQ3進出を果たし1回目のアタックで8番手タイムを記録したものの、最後のアタックラップでタイヤをロックさせてクラッシュし予選に水を差す原因となってしまった。チームメイトのピエール・ガスリーは予選4位、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスはポールポジションが視野に入っていたものの7位に終わった。(米家峰起通信員)



