世界ランク4位の張本智和(23=トヨタ自動車)が超伏兵にまさかの敗戦を喫し、8強敗退となった。

同344位のノシャド・アラミヤン(イラン)に3-4(9-11、7-11、11-3、6-11、16-14、11-6、9-11)とフルゲームの末に落とした。

1-3の崖っぷちから最終第7ゲームまで持ち込んだものの、最後は9-9から2連続でミスで終戦。ぼう然とした表情を浮かべた。

24日の団体決勝では2戦2勝の大活躍で60年ぶりの金メダルに大きく貢献していただけに、王国・中国でも衝撃が走った様子。同国メディア「新浪体育」は「アジア大会で大波乱! 張本智和が失態」との見出しで記事を配信し、張本の敗退を「驚くべき大波乱が起きた」「3冠は打ち砕かれた」と報じた。

敗退の要因には、連戦による心身の疲弊を指摘。男子ダブルスも含めた3種目に出場していることから「団体の優勝によって膨大な体力と精神力を消耗しており、連戦による疲労もあって今大会はミスが目立って、攻撃の安定性が低下していた。団体決勝での華々しい活躍の後は勢いを維持することができず、経験豊富なアラミヤンの戦術的なわなに何度もハマってしまった」と分析した。

張本が勝利すれば、準決勝は世界ランク1位の王楚欽と対戦予定だった。張本は団体決勝の第4試合で王と激突し、衝撃のストレート勝利を収めたばかり。それだけに同メディアは「この敗戦によって、男子シングルスの展開は一変した。もともとファンが期待していた王楚欽対張本智和の準決勝対決は幻となった」と、やや残念そうなトーンで記している。

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