ワールドクライミング(国際スポーツクライミング連盟)が昨季新設し、今季も日本で開催されるシーズン最終戦「ワールドクライミング グランドフィナーレ 福岡 2026」が11月5~8日、福岡県飯塚市の筑豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾート ザ・リトリートで開催される。世界ランキング上位から選ばれた6カ国が参戦。男女混合の国別対抗戦「ネーションズグランドフィナーレ」として2年連続でチームボルダーとチームリードの2種目が実施され、団体戦の世界一を争う。

まだ今年の日本代表は発表されていないが、昨年は世界トップクラスのクライマーが集結。24年パリ五輪(オリンピック)男子複合の銀メダリストで、今夏の愛知・名古屋アジア大会では男子ボルダーで2連覇した安楽宙斗(19=JSOL)ら男女3選手ずつが出場した。

キャプテンは21年東京五輪女子複合の銀メダリストで、パリ五輪にも出場した野中生萌。一丸となった日本はボルダーで優勝して団体の初代王者に輝いたが、リードは準優勝。今年は2冠を目指す。

2年連続で同時開催のパラクライミングは、ワールドクライミング・パラシリーズ(旧ワールドカップ)に格上げ。昨季はエキシビションだったが、今年は最終の第5戦としてリードの王者を決める戦いに挑む。

昨年も同じ飯塚市で「クライミンググランドファイナルズ」として行われ、男女の個人種目やパラ競技の垣根を越えた総合大会として成功を収めた。日本初の健常者とパラクライミングの一体開催だった。

今年も、男女の共闘で普段の個人戦にはないドラマ性が期待され、パラ種目は最高峰の国際大会に昇格したことで150人超の参加が見込まれる。28年ロサンゼルス・パラリンピックの正式競技にも採用されており、各クラスで熱戦が繰り広げられる。

チケットは10日に一般販売開始。選手が巨壁を登っていく雄姿を目の前の特等席で楽しめる「クライマーシート」(高さ約5メートルの壁で計5課題に挑むボルダー)や「そびえるシート」(命綱を着けて12メートル超の壁を登るリード)をはじめ、福岡県民の立ち見席や決勝課題の試登券など、学生料金も含めて多様な席種が用意されている。

■大会名称 ワールドクライミンググランドフィナーレ福岡 2026(World Climbing Nations Grand Finale FUKUOKA 2026/World Climbing Para Series FUKUOKA 2026)

■日程 2026年11月5日(木)~8日(日)

□5日(木)午前9時~パラクライミング予選

□6日(金)午前10時~パラクライミング決勝

□7日(土)午前9時30分~チームボルダー予選、午後2時30分~決勝

□8日(日)午前9時30分~チームリード予選、午後3時~決勝、午後7時~クロージングバンケット

※7、8日は予選と決勝が入れ替え制。それぞれチケットが必要となる。

■会場 筑豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾートザ・リトリート(福岡県飯塚市仁保8の37)