【強心臓】「人見知り」宇田川優希はどこへ…ダルのフォーク助言で堂々2Kデビュー

侍ジャパンの宮崎強化合宿中に開かれた「宇田川会」で一躍注目度もアップした右腕が、WBCデビューを果たしました。宇田川優希投手(24=オリックス)が韓国戦の7回から登板。打者3人から2三振を奪い、存在感を発揮しました。ダルビッシュ有投手からも気に掛けられる右腕の試合後のインタビューを、ノーカットでお届けします。

プロ野球

◆宇田川優希(うだがわ・ゆうき)1998年(平10)11月10日、埼玉県生まれ。八潮南、仙台大を経て、20年育成ドラフト3位でオリックス入団。22年7月28日に支配下選手登録。8月3日西武戦でプロ初登板し、9月8日同戦でプロ初勝利を記録した。通算19試合で2勝1敗、防御率0・81。184センチ、92キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1700万円。

<WBC:日本13-4韓国>◇1次ラウンドB組◇10日◇東京ドーム

日本は打線が13安打、13得点とつながり、1次ラウンド2連勝とした。先発ダルビッシュが3回、2ランを含む3失点とまさかの先制を許した。日本はその裏、連続四球で無死一、二塁とし1番ヌートバー、2番近藤が連続適時打。1点差とした。なお1死満塁で5番の吉田が2点適時打を放ち、すぐさま逆転に成功した。打線はその後も活発で、2番近藤から大谷、村上、吉田まで全員が打点を挙げた。投手陣は2番手今永から宇田川―松井―高橋と危なげなくつなぎ、流れを渡さなかった。11日はチェコと対戦、佐々木朗希投手が先発する。

「ダルさん先発試合でうれしい」

――初登板

点差もあったのでリラックスして投げられました。

――どんなことを意識

自分の持ち味である真っすぐフォークを見せたいと思って投げました。

――フォークで2三振

フォークも悪くなかったと思いますし、最後の三振もいいところに投げられた。良かったと思います。

――満員のマウンド

思ったより緊張しなかったんですけど、すごい舞台だなと思いました。

――先発はダルビッシュ

ダルビッシュさんの先発した試合で投げられて、WBCデビューというのはうれしいなと思います。

――ダルビッシュはどんな存在

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