【プロで第一歩を踏み出した男たち〈3〉】DeNA宮下朝陽 “緊急出場”で得たもの

プロ野球が開幕して1カ月半が経過した。今年も名勝負、名場面が生まれ、多くの選手がプロ野球選手として第一歩を踏み出した。DeNA宮下朝陽内野手(22)はデビューの4月11日広島戦で初安打を放つと、翌12日同戦ではプロ1号アーチを右翼スタンドに突き刺した。いまはファームで汗を流すが、1軍戦を経験して得たものを糧に、再び訪れるチャンスを見据えている。

プロ野球

◆宮下朝陽(みやした・あさひ)2004年(平16)1月26日、北海道生まれ。小学6年時に日本ハムジュニア入り。中学時代は余市シニア所属。北海では3年春夏に甲子園出場。東洋大では2年春に2部で新人王とベストナイン獲得。同年夏は大学日本代表に選出された。3年秋は右ひじ負傷で全休も、4年春に復帰。25年ドラフト3位でDeNA入団。182センチ、88キロ。右投げ右打ち。背番号34。

試合開始1時間半前「まさか」突然のチャンス

始まりは“緊急出場”だった。宮下は4月11日の広島戦(横浜)で「6番三塁」でデビュー。出場予定だった筒香のコンディション不良により、突然チャンスが巡ってきた。「まさか、という感じ」。先発出場を告げられたのは、試合開始のわずか1時間半前だった。

チームに合流し笑顔で守備練習する宮下=4月10日

チームに合流し笑顔で守備練習する宮下=4月10日

本文残り71% (1065文字/1507文字)