【阪神畑山俊二統括スカウト】なぜドラ1こぞって太い柱に 連覇支えた戦略語る 前編

虎史上初のリーグ連覇を支えた太い柱は、的確なドラフト戦略だった。「神ドラフト」と呼ばれる2020年ドラフトは、1位の佐藤輝明内野手(27=近大)に始まり、5位・村上頌樹投手(28=東洋大)、6位・中野拓夢内野手(30=三菱自動車岡崎)ら育成枠を含めて指名9選手中6人が1軍戦力で活躍中。工藤泰成(24=四国IL徳島)、木下里都(25=KMGホールディングス)ら160キロ救援陣の発掘など、常勝への戦力を見いだしている。運命の10月22日。またこの季節がやってきた。阪神畑山俊二統括スカウト(62)のロングインタビューを前後編に分けてご紹介します。

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は22日、午後4時50分から開始予定です。

プロ野球

★畑山統括スカウトが語った主な内容

  • ドラ1が4人スタメンに並ぶ「スカウト冥利に尽きる」
  • ドラフト成功の裏にある現場との一体感とは
  • 指名候補を「リストから外した」人間性重視の判断

◆畑山俊二(はたやま・しゅんじ)1964年(昭39)6月11日、和歌山県生まれ。箕島(和歌山)から近大、住友金属を経て89年ドラフト2位で外野手として近鉄入り。同期は野茂英雄、石井浩郎ら。90年4月10日西武戦(藤井寺)で1軍初出場、91年5月14日西武戦(同)でプロ初安打。96年に近鉄を自由契約になり、97年に阪神にテスト入団。同年引退。02年から阪神スカウトになり、現在は統括スカウト。近本光司、藤浪晋太郎らの獲得を手がけた。

優勝セレモニーでペナントを持って場内1周する阪神ナイン(26年10月6日)

優勝セレモニーでペナントを持って場内1周する阪神ナイン(26年10月6日)

「スカウト冥利に尽きる」ドラ1が4人スタメンに

セ・リーグ連覇をなしえたセ最強打線には、ドラフト1位が4人並ぶ。18年の近本が1番に座り、22年の森下、20年の佐藤、16年の大山が中軸を組む。先発投手陣は17年2位の高橋、20年5位の村上、16年3位の才木らがローテーションを守り抜いてきた。タイガースを支える戦力が、毎年のように生まれている。そういった選手を発掘してきたスカウトの目に、今のチームはどう映るのか。

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古代の王国トロイを発見したシュリーマンにあこがれ、考古学者を目指して西洋史学科に入学するも、発掘現場の過酷な環境に耐えられないと自主判断し、早々と断念。
似ても似つかない仕事に就き、複数のプロ野球球団、アマ野球、宝塚歌劇団、映画などを担当。
トロイの 木馬発見! とまではいかなくても、いくつかの後世に残したい出来事に出会いました。それらを記事として書き残すことで、のちの人々が知ってくれたらありがたいな、と思う毎日です。