【プロテスト合格への道〈7〉】「自分との約束を破らない」「大きな親孝行をできていない」

藤井かすみステップジャンプツアー2024 大洗チャレンジカップSupported by PEARLY GATESが6月7日、茨城・大洗ゴルフ倶楽部で行われた。同コースは今秋の最終プロテストの会場。前日の6日には、プロアママッチプレーの大会を実施。この2日間は最終プロテストの格好の予行演習となるはずだ。マッチプレーにも参加した、森田就子と花田華梨に、プロテストを控えた現時点の心境などを聞いた。

ゴルフ

◆森田就子(もりた・しゅうこ)1999年11月4日生まれ、兵庫県出身の24歳。父の影響で3歳でゴルフを始める。滝川二-関西学院大卒。得意クラブは6番アイアン。滝川二3年の2017年、全国高校ゴルフ選手権、女子団体の部にキャプテンとして臨み、初優勝。2年生には古江彩佳、安田祐香がいた。身長160センチ。

◆花田華梨(はなだ・かりん)2003年12月19日生まれ、大阪府出身の20歳。小学校上級生の影響で8歳でゴルフを始める。ルネサンス高校卒。得意クラブはパター。2018年PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会優勝。2020年エリエールレディスオープンに出場し33位タイでベストアマチュア賞。身長162センチ。

忘れられない古江彩佳の輝き

森田は、全米女子オープン選手権6位と健闘した古江彩佳の高校の1学年先輩。幼なじみだ。

一方、花田は20年、エリエールレディスオープンに出場し33位タイでベストアマチュア賞を受賞した。

大王製紙エリエールレディスでベストアマとなった花田華梨(2020年11月22日撮影)

大王製紙エリエールレディスでベストアマとなった花田華梨(2020年11月22日撮影)

そのエリエールレディスを制したのが古江だった。

古江は前週の伊藤園レディースも優勝しており、20歳179日での2週連続優勝は、ツアー史上3番目の年少記録だった。

花田は、その時の古江の輝きが忘れられない。

花田 ちょうどコロナの時期で、ギャラリーさんとかほとんどいなかったんですけど、やっぱり、プロのプレーとか間近で見て「やっぱ、すごいな~」みたいな。もうワクワクっていう感じでした。

大王製紙エリエールレディスで2週連続優勝を飾った古江彩佳(2020年11月22日撮影)

大王製紙エリエールレディスで2週連続優勝を飾った古江彩佳(2020年11月22日撮影)

―レギュラーツアーの選手とは、何が違う? パワー?

花田 全部のホールで狙ってくるって感じますね。私が出場したエリエールレディスは古江彩佳選手が優勝されたんですけど、ほんとにもうバーディーチャンス、バーディーチャンスみたいなところからずっと打ってる感じ。「そりゃ~、いつかバーディー出るよな~」って感じでした。もうやっぱりこう、ミスの幅がメチャクチャ少ないというか、全部がいいショット。

完全に脱帽した記憶が、今も鮮明によみがえる。

 

花田は2003年生まれ。女子ゴルフ界、若手の活躍は目を見張るものがある。2003年生まれといえば、ダイヤモンド世代とも呼ばれている。

川崎春花、桜井心那、神谷そら、尾関彩美悠に続き、今年ブレークしているのが竹田麗央だ。竹田も全米女子オープンに出場し、9位と活躍した。

花田に、その竹田との接点を聞いた。

花田 たまに全国大会とかで会うので、なんとなく顔見知りぐらいな感じです。すごく深く話したことはないですけど。やっぱ、練習場とかでパっと目を引きますね。

すごい大きいし、パワーあるスイングだし、パっと見て、「わ、この子メッチャ飛ぶんだろうな~」って感じでずっと見てました。

―そういった同い年の選手の活躍は、励みになる

本文残り73% (3810文字/5195文字)