【札幌レター〈82〉】移籍決定… 岡村大八の「お蔵入り記事」を公開します
北海道コンサドーレ札幌DF岡村大八(27)がFC町田ゼルビアに完全移籍することが発表された。今季も札幌でプレーする場合に日刊スポーツ北海道版に掲載予定だった「お正月インタビュー」を24年12月初旬に実施。紙面では「お蔵入り」となったお正月カットとともに、誠実さにあふれていた岡村インタビューの裏側、21年から私が撮りだめた岡村のとっておきショットを思い出とともに、たっぷり紹介したい。
サッカー
予想は50-50
私は札幌のお正月恒例で実施しているインタビューの人選に悩んでいた。クラブへの取材申請の締め切りは11月初旬と早かった。その時点で来季の去就が正式に決まっている選手はいない。来季も残留の可能性が高い選手はいた。そういう選手には取材が集中するだろう。だが、他クラブからのオファーが来ても来季残留を決断すれば、その思いを紹介したいと思った選手にお願いすることに決めた。
岡村は間違いなくオファーが来ると予想された選手の1人だった。日本代表入りを目標に掲げていることも知っている。J1でアピールしたいと考えるのは当然だ。ただ、岡村の札幌への愛着も知っていた。海外挑戦を視野に入れていれば、今夏の移籍を目指す可能性、高額な移籍金がハードルとなって最終的に移籍交渉がまとまらないケースも考えた。札幌残留か移籍か、私の中では岡村の背番号と同じ、50-50と予想していた。
自身の去就について、率直に話してくれた。インタビュー時点では去就未定。それでも移籍する場合の決め手、すでに獲得に熱心だった町田の印象を語っていた。昨季を振り返りながら、札幌に残留した場合の今季のイメージも前向きだった。
岡村来年(25年)は岩政大樹監督に代わる。僕も尊敬していた選手。実際に教えを請えるのは楽しみ。ヘディングの仕方1つ、立ち位置、ポジショニング、守備の仕方というところを聞きたい。少し話を聞いた感じだと、攻撃的志向を持っている。ハノイFC(ベトナム)ではレーンをうまく使った試合展開。ミシャ(ペトロビッチ監督)はレーンで動きがないようにってイメージだったけど、レーン間で動きをつけるサッカーになると思う。
私服を紹介
取材時の服装指定が可能だったので私服を希望した。事前に本人に「一張羅を着て来て欲しい」とリクエストした。私服を1点ずつ紹介してくれた。
■トップス (宮沢)裕樹さんからもらったニット。裕樹さんが着ていて「それかわいいっすね。ください(笑い)」って言ったら、くれました。めっちゃあったかいので好き。
■ボトムス パンツは自分で買ったもので、「Lui's(ルイス)」って好きなブランド。これは東京で買ったけど、札幌にもステラプレイス(札幌駅)にお店が入っています。自分、体が大きいので、スキニーとかタイトなパンツを履いちゃうと、ピチピチになっちゃうから、ストレートが好き。
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北海道札幌市生まれ。2013年から高校野球などアマチュアスポーツを担当し、2016年11月からプロ野球日本ハム担当。
2017年12月から北海道コンサドーレ札幌担当。冬季スポーツの担当も務め、2022年北京五輪ではノルディックスキー・ジャンプや複合を取材。
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