【日本代表を追う〈8〉】最速W杯直後の試合で見えた本番まで1年2カ月の課題
8大会連続8度目のワールドカップ(W杯)出場に向けて戦うサッカー日本代表(FIFAランキング15位)のアジア最終予選を追うドキュメント。王手を懸けて迎えた3月シリーズはホームの埼玉スタジアム。20日のバーレーン戦に2―0で勝ち、世界最速でのW杯切符獲得を決めた直後、25日の第8戦サウジアラビア戦は先発メンバーを6人入れ替えて臨みました。20歳のDF高井幸大(川崎フロンターレ)が初先発を果たした守備陣が無失点で終えた一方で、攻撃陣は第2期森保ジャパン初の無得点に終わるなど成果と課題が見えた一戦でした。
サッカー
〈森保ジャパン Road to 26 最終予選第8戦サウジアラビア戦〉
最速W杯翌日に森保監督と遠藤主将が会見
W杯出場を決めた翌日、チームの全体練習はなしとなり、森保一監督と遠藤航主将が会見に出席した。北中米行きの切符獲得の喜びと、本大会で「W杯優勝」するためのビジョンをそれぞれが口にした。
森保監督本当に感謝というのが一番大きな正直な気持ちです。我々がやってきた結果をチームで喜ぶということはチーム全体で戦ってきた中で共有させてもらっていますが、我々の戦いを見ていただいて、ファン、サポーターの皆さん、サッカーファミリーの皆さん、日本中そして世界中で頑張っておられる日本人の皆さんが喜んでくださることが我々の喜びです。昨日は最低限の結果だと思いますが、いろんな方と喜びを分かち合えたということ、喜ぶ姿を見ることができて本当にうれしく思っています
遠藤まずはW杯出場権を獲得することができて本当にうれしく思います。最速でのW杯出場権獲得になりましたが、戦ってみて簡単な試合はなかったという印象があります。結果を残することができたのも、日頃から会長を始め協会スタッフの力があって、選手が毎試合毎試合サッカーのみに集中することができて、その環境をつくってくれたからこそ、こうして結果を残すことができたので感謝しています。メディア、ファン、応援してくださった皆さんのここまでのサポートを感謝しています
今後の強化についてもそれぞれが語った。
本文残り78% (3263文字/4173文字)

佐藤成Sei Sato
2019年入社。高校野球の埼玉県担当後、文化社会部に配属。社会班として、常磐自動車道あおり運転事件や埼玉県知事選などを取材。
11月から芸能班に配置転換で、放送担当に。日本テレビ、TBSを受け持った。事務所はワタナベエンターテインメントやホリプロ、吉本興業など。
23年5月にスポーツ部へ異動。サッカー班として川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、A代表、U-23日本代表、なでしこジャパンの担当となる。24年1月アジアカップカタール大会、パリオリンピックなど取材。血液型B。