【藤凌駕 新十両昇進会見全文】得意技は突き、押し出し「どんどん前に出る力士に」
日本相撲協会が1日、都内で大相撲九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の番付編成会議を開き、新十両を発表しました。五島改め藤凌駕(ふじりょうが、22=藤島)は拓大から入門後、幕下最下位格付け出しで今年春場所で初土俵から西幕下5枚目の秋場所で6勝1敗と4場所連続勝ち越し。迷いのない「前に出る相撲」でわが道を切り開く大卒ルーキーの力士が、新しこ名への思いや力士として将来像を口にしました。尊敬する藤島親方(元大関武双山)と臨んだ新十両昇進会見の全文をお届けします。
大相撲
「やっとあの舞台に立てる」
―十両昇進、おめでとうございます。まずは今、どんな思いですか
藤凌駕そうですね。まだ4場所目なんですけど、実感が分からないというか。いろいろこうやって、今日、正式的に決まったことで、いろんな方から祝福のメッセージをいただいて、やっとこの立場に来られたかなと思います。
―千秋楽が終わって、今日までどんな思いで待ちましたか
藤凌駕そうっすね。まだ分からない状態で緊張はしていたんですけど、ウキウキというか。これからやっと、あの舞台に立てると思ったら、自分の中で盛り上がってくる部分がありました。
―今日はどういう形で十両昇進を聞きましたか
藤凌駕はい。あの、一応、師匠からそういうのをいただいて、正式に決まって、本当に心からうれしく思います。
―実家には連絡しましたか
藤凌駕はい、すぐに連絡しました。一番、最初に連絡して、親や先生方とかにもすぐ連絡して。本当に喜んでいましたし、これ以上、関取の立場になって、さらに上に上がっていけるように頑張りたいです。
―入門から4場所で昇進。入門時から関取が目標だった
藤凌駕はい、一応、とりあえず、まずはけがをしないで、こう、焦ってもしょうがないので。自分のタイミングでしっかり稽古してけがをしない体をつくって、それで時間がかかっても上がっていければよかったかなと思ってました。
―実際、4場所での昇進となりました
藤凌駕こんなに早く昇進できるとは思ってなかったんですけど。そうですね。しっかりここから地元の方やお世話になった方に恩返しするつもりで頑張りたいです。
―学生相撲から大相撲の世界に飛び込んできて、まずは最初にどんなことを感じましたか
藤凌駕そうですね。やっぱりアマチュア相撲とは違って、全員自分よりでかいというか、すごくオーラを感じました。そこでやっぱり自分が通用するにはしっかり部屋で稽古して。本当にどちらかというと殺し合いというか、すごく殺気立っているような場所なので、しっかり自分も食いついていこうと思っていました。
読んで字のごとく、他をしのいで少しでも上へ
―今回の昇進にあたってしこ名が決まりました
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神奈川県横浜市生まれ。2019年に大学卒業後、地方紙に入社。警察担当記者を経て翌20年から運動部に異動し、アマチュア野球やインターハイ、箱根駅伝100回大会など取材。
24年パリ五輪・パラリンピックでは地元選手を追ったものの、現地取材はかなわず…。しかし、オリンピック関連取材をきっかけに本格的にスポーツ記者を志し、翌25年春、日刊スポーツに転職。高校野球取材で西東京大会を担当後の8月からスポーツ部の一員となった。
サッカー日本代表の森保一監督にあいさつした際には「完全移籍選手」と命名された。趣味は料理と駅伝観戦。自宅で、ぬか床を育てるなど発酵食品が好き。
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