[ 2014年2月16日22時32分 ]日本―スイス

 第2エンド、ショットを放つ小笠原。左は苫米地、右は吉田(共同)<ソチ五輪:カーリング:日本-スイス>◇女子1次リーグ◇16日

 北海道銀行の日本はスイスと対戦し、延長戦の末9-7で勝利した。通算成績は3勝4敗となり、準決勝進出に望みをつなげた。

 日本は前半の第3、4、5エンドで得点し、5-2とリードし前半を折り返した。第6エンドに3点を奪われ同点とされたが、第7エンドには小笠原の好ショットで2点奪取に成功。7-6とリードした第10エンド、小笠原のミスショットで、まさかのスチールを許し同点にされ延長戦に。第11エンド、再び小笠原がドローショット決めれば勝ちとなる場面、今度は冷静にストーンを置き勝負を決めた。チーム1234567891011計日

 本002120200029スイス110003001107<日本>リード・苫米地美智子セカンド・吉田知那美サード・船山弓枝スキップ・小笠原歩【第11エンド

 日本9-7スイス】日本の後攻。このエンドもスイスがガードを置き、日本が排除する展開。3投目で吉田はガード2つとハウス内のスイスのストーンすべてをはじき出すナイスショット。5投目を終えてハウスには日本のストーン1つだけで、ガードもなくなった。スイスは6投目が強くなり、ナンバー1にくっつく形に。船山が直後にはじき出す。スイスの7投目も強くハウスの中に入り、日本はそれをテークアウト。スイスの8投目は強くなり、ハウス右後方、ナンバー1かどうか微妙な距離になった。今度こそ決めたい小笠原、ハウス中央にきっちりドロー!文句なしのナンバー1とし、日本が延長戦を制し3勝目を挙げた。