多田修平は全体トップの10秒23で準決勝を突破した。今季好調のケンブリッジにも同タイムの着差で競り勝った。

得意の前半で抜け出し、後半も失速を抑えた。ここ3年は体のバランスを崩し、好調時の走りを失っていたが、今は「勝手に足が回る」。初の頂点が懸かる決勝へ向けて、「気合を入れて、優勝を目指したい」と力を込めた。