男子走り高跳びを2メートル30で初優勝した真野友博(九電工)は「率直にうれしい」と笑顔を見せた。

前年は2メートル10をクリアできず“記録なし”だけに、最初の跳躍を成功させるまでは「ドキドキした。2メートル10を跳べてほっとした」。緊張感から解き放たれると快調に記録を伸ばした。7年前から衛藤と戸辺が分け合ってきた日本一のタイトルを初めてつかみ、「ずっと優勝することを意識してきた」とうなずいた。