日本女子プロゴルフ協会の樋口久子相談役(71)が畑岡奈紗(18=森ビル)の大会連覇を祝福した。

 同相談役が76、77年に自身2度目の大会連覇を成し遂げて以来、40年ぶり史上2人目の快挙。同相談役は「昨年は最終組の3組前で回っての優勝でラッキーもあったかもしれないと言ったのですが、今年の場合は大会連覇もかかる重圧の中。3日目からトーナメントリーダーを守り続け、最終日は公言通り、20アンダーで優勝したことは素晴らしいこと」と高く評価した。

 米ツアーから帰国し、2週連続優勝も同時に達成した畑岡のプレーぶりに「最近は強い子が出ても予選落ちが多い中、まして公式戦(国内メジャー)での連勝、連覇は並大抵の選手ではできないこと」と力強さをたたえていた。