会期前競技が行われ、競泳の少年女子B50メートル自由形は世界選手権代表の池江璃花子(東京・小岩四中)が日本記録にあと0秒03に迫る24秒99の中学新で頂点に立った。

 成年の女子100メートル自由形は渡部香生子(東京・早大)が55秒00で優勝。男子100メートル平泳ぎの小関也朱篤(山形・ミキハウス)は4位、女子100メートル平泳ぎの鈴木聡美(福岡・ミキハウス)は2位だった。飛び込みの成年男子板飛び込みはリオデジャネイロ五輪代表の寺内健(兵庫・ミキハウス)が486・95点で制し、少年女子板飛び込みは板橋美波(兵庫・甲子園学院高)が高飛び込みとの2冠を果たした。

 団体総合で争う体操の成年男子は田中和仁(徳洲会)と世界選手権(10~11月・英国)代表の佑典(コナミスポーツク)の兄弟が活躍した和歌山が圧勝、成年女子も和歌山が優勝した。