柔道のグランドスラム・バクー大会(6~8日)に出場するリオデジャネイロ五輪代表3選手が2日、出発前の成田空港で取材に応じ、昨年の世界選手権男子81キロ級を初制覇した永瀬貴規(旭化成)は「いい流れで五輪を迎えるためにも勝っておきたい」と話した。

 永瀬にとって昨年12月以来の国際大会。実戦感覚を養うために出場を志願したそうで「現時点の自分の力がどれくらいかを試したい」と述べた。

 女子では78キロ級の世界女王、梅木真美(環太平洋大)が「挑戦者として臨む」、78キロ超級の山部佳苗(ミキハウス)は「前だけを向いて闘う」と意気込んだ。2人は5月下旬にも国際大会に出場する予定。