2年ぶり21回目の優勝と今年の総体、国体に続く3冠を狙う桜花学園(愛知)が女子の最多得点記録を更新する大勝で好発進した。

 馬瓜ステファニー主将(3年)以下、開始早々からエンジン全開。前半だけで78-17と大差をつけた。後半は主力を温存して、控え選手を送りだした。「初戦としてはまあまあいいじゃないか。点を取りすぎて申し訳ない」。井上真一コーチ(70)は相手を思いやった。

 女子のこれまでの記録は、春開催だった1987年(昭62)3月27日の2回戦、昭和学院(千葉)が明徳商(京都)戦で挙げた134点(スコアは134-73)。男子では2008年12月25日、男子2回戦で藤枝明誠(静岡)が海部(徳島)相手に記録した162点(スコア162-79)がある。