女子70キロ級の新井千鶴(23=三井住友海上)が初の金メダルを獲得した。

 2度目の挑戦で頂点に立った172センチの大器は「世界チャンピオンは夢だった。優勝できて良かった。2020年(東京五輪)に向けた第1歩。金メダルを取れて、いい形でつながった」。前回出場の15年は5位で日本女子で唯一のメダルなし。リオ五輪出場も逃していただけに、喜びもひとしおだった。

 準決勝でリオデジャネイロ五輪銀メダルのジュリ・アルベアル(コロンビア)を倒し、決勝ではマリア・ペレス(プエルトリコ)を破った。