NFLのドラフト会議が29日に米オハイオ州クリーブランドであり、ジャガーズが全体1位でクレムソン大のQBトレバー・ローレンス(21)を指名した。

ローレンスはカータービルス高時代に41連勝し、全米NO・1のQBと言われて、18年にクレムソン大に進んだ。5戦目から先発として11連勝し、1年生ながらチームを15戦無敗での全米制覇に導いた。

198センチ、100キロで、肩の強さ、パスの正確性を誇り、TDできる足も持っている。昨季はプレーオフ準決勝で敗れたが、大学3年間で通算34勝2敗の成績を残した。

ローレンスはオンラインでの参加だった。指名を受けると、スタジアムでプロポーズして今月結婚したモウリーさんらの家族と抱き合って喜びを表した。背番号16のユニホームを手にし、チームキャップをかぶってファンにもアピール。2月にはプロ入りに備えて、利き腕ではない左肩の手術を受けている。

ジャガーズは昨季AFC南地区で開幕戦勝利も、その後15連敗でリーグ全体で最低だった。フロリダ大やオハイオ州立大を歴任した、アーバン・マイヤー・ヘッドコーチが1月に就任した。新体制となって、チームとして初の全体1位指名で船出となった。

ジャガーズは95年にジャクソンビルで創設された。32チーム中で、スーパーボウル出場経験のない4チームの1つ。長髪ブロンドのカリスマQB獲得で低迷打破なるか。

全体2位ではジェッツがブリガムヤング大のQBザック・ウィルソン、同3位でフォーティナイナーズ(49ers)がノースダコタ州立大のQBトレイ・ランスを指名した。指名トップ3がすべてQBだったのは22年ぶり3度目。昨季ハイズマン賞のアラバマ大WRデボンテ・スミスは、全体10番目にイーグルスに指名された。

昨年のドラフトはコロナ禍でオンライン実施したが、今年はグッデル・コミッショナーや有力選手、ファンが会場に集まって開催された。現地会場には13人の注目候補選手が集まり、残る45人はオンラインで参加した。30日は2、3巡目、最終日の5月1日は4~7巡目の指名が行われる。