5月20日、F1第5戦モナコGPの初日フリー走行が行われ、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はフリー走行1回目で9番手タイムを刻んだものの、フリー走行2回目ではリアタイヤをガードレールに接触させ、マシンにダメージを負ってわずか11周で最下位でセッションを終えた。

「プールサイドシケインの進入ではそんなにハードにプッシュはしていなかったんです。でもコーナーの出口でグリップを失って不運なことにウォールに当たってしまいました。タイヤのデグラデーション(性能低下)も進んでいたし、そのせいもあったのかなと思います。とにかく完全にリアのグリップを失って、あとはどうすることもできませんでした」

角田はフリー走行2回目の最初のランでマシンを壊し、ソフトタイヤでの予選想定のアタック、決勝想定のロングランができなかった。

レッドブル・ホンダ勢、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはいずれもトップ8内につけたものの、「マシンのフィーリングはイマイチ。まだ自分の好みの状態には仕上がっていないし、今シーズンで最も良くない週末の出だしだ」(フェルスタッペン)という状態。

モナコGPは土曜の予選までに1日のインターバルを挟むため、金曜にじっくりとマシンの改善に努めることになる。ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは「ドライバーコメントを含めてもクルマの方はまだまだ詰めていかなければならない課題も見えていますし、パワーユニットとしても今日評価したものとドライバーからのフィードバックを含めて明日1日、非常に重要な予選に向けて準備を進めていきたいと思っています」と語っている。

(米家峰起通信員)