第6戦アゼルバイジャンGPの初日を10番手で終えたアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、前戦モナコGPの教訓を生かしミスなく計49周を走り込んでマシンとサーキットの習熟を進めたと振り返った。

「モナコGPと似たように路面の向上幅がかなり大きくて(それに合わせて)自分自身のペースと自信をビルドアップしていくフリー走行になりました。特にここは90度コーナーが多いのでハードブレーキングが求められますし、ブレーキングに対する自信が重要です。何度かトライしてランオフエリアに退避したのもそのためです。僕としては良い練習になったと言えますし、2セッションとも良いかたちで走行を重ねることができました」

10番手とはいえ、5位につけた僚友ピエール・ガスリーとは0・596秒の差がある。

バクー・シティ・サーキットでのドライビングにはまだ完全に自信が持てているわけではなく、土曜の予選に向けてさらなる煮詰めが必要だと角田は語る。

「チームメートと比べてもブレーキングは問題ないんですが、課題はいかにコーナーへスピードをキャリーしていけるかという点です。それはどれだけ自信を持って走れるかにかかっていて、自信を持ってドライビングできればもっと早くブレーキ踏力をリリースしてもっと速度を残してコーナリングができます」

明日の予選では、デビューからの5戦でまだ果たせていないQ3進出が目標となるが、メルセデスAMG勢が11位と16位に沈んでいることもあり、角田が10位以内にとどまるためにはさらなるタイムの短縮が必要だ。

「現時点ではQ3に行けると断言するのは難しいと思いますが、もちろんQ3進出がターゲットですし、それを達成するためにはもう少し速さとマシンの改善が必要です」

(米家峰起通信員)