男子テニスでアジア男子最高位の世界ランキング4位に輝いた錦織圭(36=ユニクロ)が1日、19年間のプロ生活に幕を下ろした。現役最後の大会と定めた木下グループ・ジャパン・オープンのシングルス1回戦で、第2シードで世界8位のフランシス・ティアフォー(米国)に4-6、4-6で敗れた。
14年全米オープンでアジア男子初の4大大会シングルス準優勝、16年リオデジャネイロ五輪(オリンピック)で銅メダルを獲得。日本を世界水準へ押し上げた先駆者が、2度優勝した東京・有明で最後の公式戦を終えた。
試合後は引退セレモニーがあり、伊達公子さんらから花束を受け取った。その後、ファンで埋まった場内をまわった。引退を惜しむ声が響く中、黒のワンピースに身を包んだ妻で元モデルの山内舞さん(34)と、ともに涙を流しながら抱擁した。
2人は2020年12月に結婚を発表していた。
◆錦織圭(にしこり・けい)1989年(平元)12月29日、松江市生まれ。5歳で競技を始め、盛田正明テニスファンドの支援を受けて米フロリダのIMGアカデミーに留学。17歳でプロ転向。08年デルレイビーチ国際選手権で、日本男子史上最年少となる18歳1カ月でツアー初優勝。空中で体をひねりながら放つ「エア・ケイ」も人気に。20年12月に元モデルの山内舞さんとの結婚を発表。現在は2児の父。178センチ。
◆放送・配信 テニス男子ツアーの木下グループ・ジャパン・オープンは、10月6日までWOWOWとWOWOWオンデマンドで連日生中継。


