柔道の世界選手権で金メダルを獲得した男子66キロ級の阿部一二三(29=パーク24)が7日、開催地のアゼルバイジャン・バクーから羽田空港に帰国した。

3年ぶりに妹・詩との兄妹同時優勝を達成。準決勝で前回覇者の武岡毅に優勢勝ちすると、決勝はダビド・ガルシアトルネ(スペイン)に一本勝ちを収めた。

「(28年)ロス五輪に向けて、相当重要な大会になると位置づけている中、ここで勝てたことはかなり大きいものになる。ロス五輪にすごく近づけた感覚」とうなずいた。

日本男子単独最多となる5度目の頂点に立ったが、決勝に進むまで「あまり考えていなかった」という。「ここが僕自身の目標ではない。世界選手権で5回優勝することは、あくまで通過点。もっともっとこれからも伸ばしていければ」。野村忠宏以来史上2人目の五輪3連覇へ、確かに歩みを進めている。