仙台89ERSがシーホース三河を破り今季初の2連勝をあげた。
三河からの勝利は22年10月8日ぶりの2勝目。2季前まで三河のアシスタントコーチを務め自らも古巣対決となったダン・タシュニーヘッドコーチ(HC、45)は「三河は日本のバスケットボールで非常に大きな歴史を創りあげてきたチームだと思う。目指しているチームのひとつでもありますので、1つ勝つことができたのは非常に大きな意味がある」とうなづいた。
第1クオーター(Q)は今季最多37得点のジャレット・カルバー(27)が、18得点をあげる勢いをみせるも27-27の同点。
しかし、第2Qに突き放した。ネイサン・ブース(32)の連続3点シュート、33-32からは杉浦佑成(31)のレイアップ、3点シュート含むチーム全体で5連続シュートを決め45-32。第2Qだけで36得点をたたき出し、63-48にリードを広げた。
後半も粘る三河を振り切り105得点で快勝。1試合での3点シュートの18本もBリーグ(bjリーグ時代は除く)でのクラブ最多記録となった。タシュニーHCは「3ポイントがこれだけ入るというのは、自分の創りあげたいチームの形をひとつ見せられたと思います」と胸を張った。
6本中4本の3点シュート含む14得点をあげた杉浦は「『打ちにいく』という気持ちがつながってよかった」と安堵(あんど)。
オン・ザ・コート・フリー(帰化枠、アジア特別枠含め外国人選手が最大4人同時にプレー可能)導入後、今季最長の約24分間コートに立ち躍動。「開幕からなかなか存在感が出せなくて、僕自身もなんとかしないといけないと思っていた。片岡(大晴)さんが、落ち込んだとき夜に長文のLINEをくれたり、いつもポジティブな声をかけてくれて、積極的に前向きになれた要因のひとつです」。チームメートの男気に感謝した。「吹っ切れるきっかけになったかなと思います」と前を向き、次戦は11日、アウェーでの東京SR戦で3連勝を狙う。


