昨季6位の東京グレートベアーズが、ホームで開幕戦勝利を飾った。他会場に先駆けて行われた一戦で、今季からSVリーグに昇格した北海道イエロースターズを3-2で退けた。
第1セットを逆転で落としたものの、第2セットは21-22の劣勢から4連続得点で奪取。第3セットを奪われ、セットカウント1-2と後がなくなってから粘り強さを発揮した。第4セットの接戦を制すると、最終セットは3-3から5連続得点で突き放した。最後は相手のスパイクアウトで勝利が決まった。
世界最高峰を目指すリーグは、今季から同時出場できる外国籍選手を2人から3人に拡大。24年パリ五輪銀メダルのポーランド代表バルトシュ・クレクをはじめ、アルゼンチン代表ルチアーノ・ヴィセンティン、スロベニア代表ヤン・コザメルニクら外国籍選手が、それぞれ要所で躍動し、逆転勝利を支えた。クレクはチーム最多の19得点を挙げた。
今季が2シーズン目となるコザメルニクは「まずは1戦目に勝てたことがうれしい。序盤からミスも多かったが、試合が進むにつれてリズムをつかんで我々らしいプレーができた。ここから成長できれば」とうなずいた。
今季からはブラジル出身のマウリシオ・パエス監督が指揮を執る。パナソニック(現大阪ブルテオン)のアシスタントコーチとしてリーグ2連覇に貢献した指揮官が、初陣を白星で飾った。
リーグは今季、10チームから12チームに拡大。昨季までは対戦相手によって試合数が異なったが、今季は他の11チームと4試合ずつ、計44試合の総当たり方式に変更され、対戦数の偏りがなくなった。東京GBは直近2シーズンはプレーオフ「チャンピオンシップ」に進出しながら準々決勝で敗退。新体制で初の4強入りを目指す。【勝部晃多】


