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ハンド代表にサッカー協会から応援グッズ

川淵三郎キャプテンが持つ、応援グッズのブルーカードとブルークロス
川淵三郎キャプテンが持つ、応援グッズのブルーカードとブルークロス

 北京五輪を目指すハンドボール日本代表に28日、力強い援軍が現れた。「やり直し」となった同五輪予選は今日29日に女子、明日30日に男子が開催。東京・代々木第1体育館での日韓決戦に向けて、この日、男女各15人の日本代表が発表された。各界から声援や激励が相次ぐ中で、この日は日本サッカー協会から8000人分の応援グッズも贈られた。日本スポーツ界の大きな期待を背負って「ジャパン・セブン」が歴史を変える。

 決戦を控えた代々木体育館での練習を終え、男子のエース宮崎は言った。「こんな広いところでできるなんて、ワクワクしますね。期待に結果で応えたい」。この日は、さらにサッカー協会から大量の応援グッズを贈られるというニュースが届いた。「サッカーから? 信じられないけど、うれしい」。Jリーグ東京VのDF那須とも親交のある人気者は、笑顔で言った。

 きっかけは、蒲生強化本部長の一言だった。サッカー協会で旧知の田嶋専務理事に「あれ(応援グッズ)いいなあ」。田嶋氏も「すぐ用意する」と二つ返事だった。サポーターからも、同じ意見があった。この日午前中に市原副会長がサッカー協会の川淵キャプテンを訪問。「お礼に行ったら激励された」と感謝した。

 男子の試合が行われる30日は、サッカー日本代表の試合もある。スローオフはキックオフと同じ午後7時20分。両競技の「対決」が話題になったが、対抗意識はない。川淵キャプテンは「同じボールゲームだし、北京に行ってほしい」。ボスニア戦のハーフタイムには大型ビジョンでハンドの途中経過を流し、後半25分前後になる試合終了時には、速報で「五輪出場決定」を出す前代未聞の計画。国立競技場も、ハンドボールの北京行きを後押しする。

 サッカーだけではない。プロ野球や格闘技、各競技団体の関係者も注目する。「中東の笛」に悩まされた経験を持つ競技もある。韓国は多くの競技で最大のライバルだ。日本中のスポーツ関係者が、スポーツファンが熱い視線を送る。野球は「ナイン」、サッカーは「イレブン」、ハンドボールが「セブン」と呼ばれるのは1チーム7人だから。それさえ初めて知るファンも応援する。「集めたのは国を背負って戦える選手」と男子の酒巻監督。29、30日の2日間。日本中の目が代々木体育館に注がれる。【荻島弘一】

[2008年1月29日9時12分 紙面から]

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