3連覇を目指す天理大が、11トライを奪う圧勝で、関学大との全勝対決を制した。

天理大は試合開始1分で、WTB中野豪(4年)がトライを決め先制すると、前半は相手に攻め入る隙すら与えず、73-7で5連勝を飾った。

試合後、中野は「今年はチームトップのトライ数を狙っている。まだ取りきれてない部分がある」と笑顔の中にも悔しさを見せた。この1年で約5キロ減量し、スピードアップを図ってきた中野。「当たりの強さは残しながら減量できている」。スピードを強化した中野は「次の立命戦も負けられない戦いになる。特にトライ数では負けたくない」と次戦での活躍を誓った。

これで、全勝チームは天理大のみになり、1敗で立命大、京産大、関学大が並んだ。天理大が18日の次節、立命戦に勝利し、京産大が関学大に敗れると、最終節を待たずして天理大の3連覇が決まる。