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相撲協会が外部理事の起用を検討
日本相撲協会は20日、東京・両国国技館で理事会を開き、時津風部屋の力士急死事件に関連し、監督官庁の文部科学省から要望された外部からの理事起用を検討していくことを決めた。
時期や人選など具体的なことは決まっていないが、九重広報部長(元横綱千代の富士)は「文科省から言われた非常勤の役員を、相撲協会として前向きに検討していくことにした」と説明。ただ元横綱の北の湖理事長は「外部といっても相撲に理解のない人は無理。そう簡単に答えを出せる問題ではない」と、慎重に協議する姿勢も示した。
外部理事の起用は、元時津風親方と力士3人が逮捕された翌日の今月8日に、文科省の松浪健四郎副大臣から「どの競技団体も外から識者を(理事に)入れている。今のままでは不自然だ」などと指摘されていた。
相撲協会は昭和初期に軍人を理事として招いたことがあったが、戦後は外部理事を起用した例はなく、現在の規定では理事選挙に立候補できるのは親方に限られている。
[2008年2月20日18時56分]
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