平野２勝で勝利の立役者／世界卓球

１次リーグの韓国戦に出場した平野早矢香（共同）

＜卓球・世界選手権（団体戦）：日本３－２韓国＞◇２６日◇中国・広州◇女子１次リーグ◇Ｄ組

　平野早矢香（ミキハウス）が流れを引き寄せた。初戦を福原愛（ＡＮＡ）が落とし、悪いムードの中２番手で登場。２ゲームを連取され、がけっぷちに追い込まれたたが３ゲーム目の１０－１０の場面で強気のロングサービスを成功させると、一気に流れをつかみ３ゲーム連取で試合をひっくり返した。

　「攻めるしかないと思った。これからは競った試合ばかりだと思う。向かっていくことで勝ったことは大きい」と振り返った。

　３番手に出場した福岡春菜（中国電力）が敗れ、１勝２敗の４番手で再び登場して３－１と競り勝って５番手の福原につなぎ勝利の立役者となった。

　過去の何度も苦杯をなめた難敵韓国を下した意味は大きい。１次リーグを１位で通過すると、準決勝まで無敵軍団・中国と当たる可能性は少なく、メダル獲得の可能性は一気に高まる。

［2008年2月26日17時58分］

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