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ホーム準硬式野球ホーム 04’春リーグ戦

9回に逆転され、連敗で覇権奪回ならず

東京六大学春季リーグ戦 VS明大 2回戦
6月8日(火) 早大東伏見球場

           
明大
法  大
 

 勝つしかなくなった法大は初回、4番・常永(経2)の中前適時打で貴重な先制点を挙げる。しかし2回以降は相手投手にうまくかわされてしまい、流れを完全に引き寄せることができない。法大の先発投手は吉井(経2)。得点圏に走者を背負う場面はあるものの、要所を締める投球で1点のリードを守っていく。そして試合は1対0と最少得点差のまま、最終回を迎える。9回表の明大の攻撃。法大は二者連続四死球と犠打で一死二、三塁のピンチを迎える。ここで明大ベンチはスクイズを選択、吉井が本塁に返球するも間に合わず、同点にされてしまう。流れは明大に傾き、次の打者に勝越しの適時打を打たれ逆転。この後さらに犠飛を打たれ、この回計3点を入れられてしまう。その裏の法大の攻撃。一死後から、葛城(社4)が勝利への執念を見せ、10球目を見極めて四球で出塁する。二死になるものの、布野(経3)が中堅左へ適時二塁打を放ち、1点差に詰め寄る。しかし反撃もここまで、同点にすることはできず試合終了。法大はリーグの覇権を奪回することができず、2位で全日程を終了した。


 

◆ 試合後のコメント ◆

今泉監督 ・・・ (リーグ戦を通して)4番の赤嶺、5番の長井など、うちの主力に怪我人や戦列を離れるものが多かった。高橋(投手)も怪我をしており、ピッチャー陣もきつかった。また関東大会で優勝して、気持ちに油断ができてしまい、必死になってリーグ戦を勝とうという気持ちが欠けていたのかもしれない。そういうことが重なって、優勝を逃してしまった。(全日本大学選手権(=全日)に向けた課題と収穫)課題は内外野ともにエラーが多い。またカバーリングや走塁など、目に見えない小さいミスが多かった。収穫は負けたこと。3年前に全日で優勝したとき、大会前のオープン戦で8戦して7敗したが、それで勝った。負けたことによって自負心がなくなったこと、またそのときは投手を中心に守りがしっかりしていた。守れないと勝てない。これからその辺の課題をこなして、気合を入れてチャンピオンになりたい。


   

大本主将 ・・・  悔しい。今日の試合に関しては初回に先制して安心してしまい、中盤・終盤に追加点を取れず相手を勢いづかせてしまったことが敗因。(リーグ戦を通して)関東大会で優勝して全日の出場権を得られて思いきったプレーができたところもあるが、勝負所でゆとりが悪い方向にいってしまい力が出せなかった。(全日に向けて)前節の慶応戦と明治戦の負けを通して得たものを全日につなげて、あらゆる面で一からやっていきたい。トーナメントになったら一発勝負なので、一戦一戦確実に勝ち進んでいきたい。



守りのミスが明暗分ける

東京六大学春季リーグ戦 VS 明大 1回戦
6月5日(土) 法大多摩球場

法  大
明大
 

 今季も昨季と同様に、優勝は法大対明大の直接対決の勝者となった。大事な緒戦−。序盤は両チームとも得点圏に走者を置くものの、あと一本が出ない。試合が動いたのは4回。法大は一死満塁のピンチを迎える。ここで相手打者が打った球は三塁へのゴロ、5−2−3と送球されてチェンジになるかと思われた。しかし本塁ベースを踏んでいなかったという判定で、先制点を許してしまう。このあとさらに3点を入れられ、4点を先行される苦しい試合展開となる。法大の反撃は6回。4番・常永(経2)が右中間へ適時二塁打を打ち1点を返すと、さらに布野(経3)の適時打、桃井(社2)も中前打で続く。そして中村(社3)が気迫あふれるヘッドスライディングを見せる適時内野安打を放ち、4連打で1点差まで詰め寄る。なおも笠井(経3)が四球を選び満塁にすると、加賀美(社2)もボールを見極め押し出しの四球を選び、この回打線がつながり一挙に同点とする。しかし7回、法大は無死一、三塁のピンチを招くと、暴投で1点を勝ち越されてしまう。法大は8回に一死三塁の好機を作るも後続が打ち取られ、同点にすることができない。9回最後の攻撃も抑えられ、一度もリードすることができないまま試合終了。法大は守りにミスが出てしまい、接戦を落としてしまった。


 



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