<オープン戦:エンゼルス9-6レンジャーズ>◇25日(日本時間26日)◇米アリゾナ州テンピ

 前日はファウルボールが右翼後方にあったオーナーの車のフロントガラスに当たり、ひびが入る事態に。エンゼルス松井秀喜外野手(35)は6回の二塁打に「オーナーが『車を替えた。もう壊すな』って言っていたよ。だからレフトに打ったんだ」。冗談のネタにした一打は、対応力が磨かれてきた証しだった。

 内角球に振り遅れた窮屈な体勢から巻き込むようなスイングでとらえた。「芯の近くに当たったから悪くない」という打球は左翼線へ。オープン戦当初は手元で変化する球に苦心してきたが、4戦連続安打となる4回の中前打も含め「追い込まれてから対応できているのはいい」と納得顔だ。

 3ランを放った前日に続く快打で得点の足場を築いた。レンジャーズのワシントン監督は同地区の難敵に加入した松井に「ユニホーム姿は様変わりしても相変わらず手ごわいね」と苦笑いした。