日本ハム奈良間大己に「野球なめんな」夢を閉ざした父 プロへの素地を作ってくれた

日本ハム奈良間大己内野手(26)の父親弘(ちかひろ)さん(57)は、地元静岡で茶畑と製茶工場を経営しながら、奈良間の少年野球チームの監督を務めていました。幼少期の奈良間選手は、製茶工場で手伝いなどをしながら、親弘さんに野球の指導を受け、基礎や精神面を鍛えられたといいます。

体が小さかった奈良間選手がプロで活躍するようになった、ある教えとは。自身の結婚式で気付いた親子ならではのエピソードや“おじいちゃん”になった父の姿まで、たくさん語ってもらいました。

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◆奈良間大己(ならま・たいき)2000年(平12)5月8日、静岡・菊川市生まれ。常葉大菊川3年夏に主将として甲子園に出場し16強進出。立正大では1年秋から正遊撃手、4年時は主将。22年ドラフト5位で日本ハム入団。23年4月18日ロッテ戦でプロ初本塁打、初打点を記録。昨季まで通算241試合に出場し、2割1分7厘、3本塁打、25打点。172センチ、75キロ。右投げ右打ち。


楽しそうに遊ぶ幼少期の日本ハム奈良間大己と父親弘さん(左)(本人提供)

楽しそうに遊ぶ幼少期の日本ハム奈良間大己と父親弘さん(左)(本人提供)


すごく人に好かれてますね。周りに


-どんなお父さんですか

奈良間 シンプルに厳しかったですね。小学校の時の野球チームの監督だったので。私生活も野球も。練習とか手を抜いたらもうあれっす。監督ってのもあるので。

-仕事は何を

奈良間 静岡のお茶農家ですね。

-じゃあもう朝早くから夜までずっと働いて

奈良間 小さい頃はそうでしたね。お茶の時期は、特に。

-茶畑の仕事はどんな仕事ですか

奈良間 お茶つみもそうですけど、お茶工場なんで。(製茶と)どっちもやってました。

-その工場でもお手伝いしたり

奈良間 (工場では)掃除ぐらいです。何したらいいかわからないので。

-お父さんの背中をご覧になって学んだことは

奈良間 人にすごく好かれてるんで。田舎ってのもあるんですけど。結構なんか家に人がいっぱい来たりして。そういう人望的なやつはすごいなと感じますね。

-奈良間選手みたいに盛り上げたりとか

奈良間 いや、わかんないですけど、すごく人に好かれてますね。周りに。

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1973年7月生まれ、茨城県水戸市出身。水戸第一、早大卒。06年、北海道日刊スポーツ新聞社入社。09年からコンサドーレ札幌担当を8年務め2度のJ1昇格を経験。17年からアマ野球担当、23年から日本ハム担当。
中学まではサッカー、両親が指導者だった影響で高校、大学はフェンシングに励み00年富山国体出場。パリ五輪フェンシング団体金メダルメンバーの永野雄大選手は従兄弟の長男。
学生時代までは野球とほぼ縁のない人生だったが、中1で初めて後楽園球場での巨人阪神戦に連れて行ってもらい、財布を落とす。岐阜県恵那市の方が神田の警察署に届けてくださり、2000円ほど入った財布を、倍以上の交通費をかけて、水戸から東京まで受け取りに行った苦い経験あり。