右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしているヤンキース田中将大投手(25)が12日(日本時間13日)、キャンプ地のフロリダ州タンパでブルペン入りし、29球を投げた。15日にメジャー復帰への最後のステップとなるマイナーの練習試合に登板する予定。

 気温30度を超える暑さの中、マイナー施設のブルペンに入り、ノーワインドアップで14球、セットポジションで15球を投げた。多彩な変化球も試し、マウンド上では笑顔も浮かべた。

 チームは15日からタンパに近いセントピーターズバーグでのレイズ3連戦を控えており、田中将は登板後にチームに合流するとみられる。順調なら、20日(同21日)にヤンキースタジアムで行われるブルージェイズ戦からメジャーに復帰することが可能になる。