<パイレーツ7-3カブス>◇12日(日本時間13日)◇PNCパーク

 カブス和田毅投手(33)が5回途中降板で3敗目を喫した。2戦連続の先発となったパイレーツ戦で「今年一番真っすぐがいってなかった」と、9安打2四球と毎回走者を背負った。「状態がよくない中、安打はしょうがないって気持ちで投げたが、粘りきれなかった自分が悪い」と声を落とした。今季残りは15試合で、和田の先発予定は2試合。「ラスト2回でどう結果を残すかで、自分の来年やこれからが決まってくると思う。後ろを振り向いてもしょうがないので頑張ります」と表情を引き締めた。(ピッツバーグ=佐藤直子通信員)