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福留は29日に代理人アーボン氏と会談

ゴルフ大会でドライバーを手にする福留(撮影・清水貴仁)
ゴルフ大会でドライバーを手にする福留(撮影・清水貴仁)

 中日からFA宣言した福留孝介外野手(30)が29日、代理人アーボン氏と名古屋市内で会談を行う。巨人か、メジャーか、現時点では白紙の状況だが、関係者によれば渡米の準備は進んでおり、既に米大リーグに移籍した場合に備えてメジャー使用球での練習を開始している。

 副会長として最後の行事となる選手会ゴルフに参加した福留はこの日のラウンド終了後、「明日、会ってみて話をしないとわからない。そこからです」と話した。27日に阪神が獲得から撤退を表明。中日と決別も決まった。代理人から報告ですべての選択肢が出そろい検討に入るが、渡米となればこれまでと異なった環境でのプレーとなる。中でも使用球の違いは大きい。

 メジャー使用球は日本のものより少し大きく、重いとされる。表面は日本の馬革に対し、牛革で質感は違う。関係者によれば10月、右ヒジを手術した米ロサンゼルスから帰国後、メジャー使用球で練習を行ってきたという。この日は最後に「明日はいろいろな話をするでしょう」と表情を引き締めた。福留の新天地選びが、いよいよ本格的に動き出す。

[2007年11月29日9時13分 紙面から]

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