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ロ軍セラフィニ薬物違反50試合出場停止

 大リーグは27日、今季途中まで日本でプレーしたダン・セラフィニ投手(33=ロッキーズFA)に薬物規定違反で50試合の出場停止処分を科した。今年7月に戦力外でオリックスを退団し、帰国後はマイナー契約でロ軍に入団。9月に4年ぶりのメジャー昇格を果たしたが、3試合で打者4人に対戦しただけだった。今季メジャーで運動能力を高める薬物検査に陽性反応を示したのは2人目。セラフィニは「日本で大きな故障をして、医師から処方せんをもらい、回復を早める薬物を使用した。米国に戻ってから、その薬は使用していない」と弁明。だが帰国から2カ月近くすぎての検査で発覚しており、責任逃れをしている可能性も否定できない。処分は来季開幕から適用され、今後の去就にも暗い影を落とすことになった。

[2007年11月29日9時18分 紙面から]

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