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松井帰国ファンに来季の復活誓う

長いフライトを終え帰国した松井は疲れて大あくび?(撮影・水谷安孝)
長いフライトを終え帰国した松井は疲れて大あくび?(撮影・水谷安孝)

 ヤンキース松井秀喜外野手(33)が11月30日、ニューヨーク発の日航機で帰国した。成田空港のゲート前には、人だかりができた。松井は元気な姿でファンに来季の復活を誓った。

 今季のヤンキースについては「あと1歩? いや、あと3歩くらいでしたね」とプレーオフの地区シリーズで敗退し、自身も「一言で言うなら、あまりいい年ではなかった」と総括した。

 人気は健在でファンからは歓声が起きた。松井も右ひざ手術を感じさせないしっかりした足取りだった。14日に内視鏡手術を行い、26日に抜糸を終えたばかり。手術の2日後から自力歩行を始めたリハビリは、「普段の生活、歩くことはまったく問題ない」と順調そのもの。滞在中は日本の主治医とも相談し「ひざの状態次第ですが、徐々に確認しながらやっていきたい」と今後は負荷を掛けたメニューに移る。

 「しっかり体調を整えて新たな気持ちで頑張りたい。今のところはそれしかないです」。来年2月の渡米まで、まずは右ひざの完全回復に全力投球する。【中島正好】

[2007年12月1日9時5分 紙面から]

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