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黒田「パイオニア」野茂との対面熱望
- 広島市内のジムで汗を流すドジャース黒田
ドジャース移籍の決まった前広島の黒田博樹投手(32)が5日、ロイヤルズとマイナー契約した野茂との対面を望んだ。広島市民球場で始動し「野茂さんは尊敬する偉大な方です。先頭を切って海を渡り、勝負してきた。そのおかげで自分たちもチャレンジできる。1度会ってお話をできれば」と言った。
野茂は95年に、黒田と同じドジャースで米国生活のスタートを切った。黒田も広島から初のメジャーリーガー。「パイオニア」として野茂の精神には敬服している。同じ大阪出身でもあり、感謝の意を直接伝えたい思いは強い。
メジャーへの準備は順調だ。広島での背番号「15」にちなんだ1月5日の始動は4年連続。この日は約50球のキャッチボールも含め約3時間、精力的に汗を流した。昨年12月26日に視力矯正手術を受け、視力は両目1・5にまで回復した。「違和感もないし、コンタクトよりよく見える」。1月下旬の渡米まで広島を拠点に練習を積んでいく。
[2008年1月6日9時17分 紙面から]
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