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稼頭央最強パートナー連れ米自主トレ出発

トレーナーの宮本氏（右）と渡米したアストロズ松井（撮影・橘信男）
トレーナーの宮本氏（右）と渡米したアストロズ松井（撮影・橘信男）

　アストロズ松井稼頭央内野手（３２）が、最強パートナーを得てメジャー５年目のシーズンに挑む。５日、成田空港から自主トレ先のロサンゼルスへ向けて出国。約４０日間の日程で行う自主トレには、西武、巨人で１３年間トレーニングコーチを務めた宮本英治氏（４９＝東京スポーツレクレーション専門学校講師）が帯同。同氏と５年ぶりのタッグ結成で新たな挑戦を図る。

　新天地アストロズの一員となる０８年の抱負は、息切れせず自分の力を出し切ること。「新しい環境でも自分のペースでアピールしたい」。過去４年は故障も重なり、最多試合出場は０４年の１１４試合にとどまる。西武時代は９シーズン１１４３試合連続出場（９５年７月２２日～０３年１０月５日）を成し遂げただけに物足りなさは自分自身が最も感じている。

　専属トレーナーになる宮本氏は「骨盤のバランスを整える体づくり、股（こ）関節周辺を鍛え直したい」と、補強ポイントを指摘。元来身体能力の高い体の構造を改善する自信を見せた。この年末年始も宮本氏との練習を欠かさなかった。「僕の体を知り尽くした人だし意見をぶつけ合って鍛えたい」。最強パートナーの存在に新たな可能性を見いだしていた。【山内崇章】

［2008年1月6日9時20分　紙面から］

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